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超音波外来について

胎児超音波精査(胎児ドック)のご案内

いままでは、不育症の方のみ超音波精査を行ってきましたが、
流産経験がないのですが、してほしいというご要望が多数ございましたので
このたび超音波外来を開始いたします。


超音波外来は9:00~10:30・14:00~16:00までの間で1日2名様までとなっております(要予約)※曜日は問いません。
胎児の向き・状態によってはお時間がかかりますのでご了承ください。
お電話でご予約を承っております。
ご予約の際、初期希望もしくは中期希望とお伝えください。

・初期(12週~13週のみ) 32,400円
・中期(22週~25週のみ) 32,400円

この時期が過ぎると、計測ができないため検査ができませんのでご了承ください。

当日お持ちいただくもの

お持ちいただきたいものとして
①母子手帳
②現在通われている病院からの紹介状
③保険証
④問診票(『初診の方へ』のページにPDFファイルがございます)


をお願いします。 なお、紹介状無しの場合は超音波精査ができませんのでご了承ください。

① 妊娠初期(妊娠12~13週)の胎児超音波精密検査 32,400円

 妊娠11週~13週頃に赤ちゃんの首の後ろのむくみがあり、英語ではNuchal Translucencyといい、頭文字をとってNTと呼ばれています。
 これはほとんどの場合、生理現象で出てくるむくみで、すべての赤ちゃんにNTは存在しています。 NTそのものは病気を表すものではなく、生理的なものか病的なものかはNTを見るだけでは分かりません。

 当院では、イギリスのFetal Medicine Foundation という団体のライセンスを取得したNTのエキスパートがNTの測定を正確に行い、かつNT以外に鼻骨・顎の骨・臍帯血管の数・心臓内の血流・心臓に流れる静脈管内の血流・臍帯血流・手足の位置などで胎児のチェックを行った上で、胎児の染色体異常の確率計算を行います。

 これは確率計算なので染色体異常を診断するものではありません。染色体異常の可能性が比較的高い症例を抽出するための検査と考えてください。 染色体異常の確定診断には絨毛検査や羊水検査が必要です。

 検査の結果で染色体異常のリスクなどを十分説明をさせて頂き、ご希望の患者様には絨毛検査や羊水検査を施行している施設をご紹介します。

② 妊娠中期 (妊娠22~25週) の胎児心臓精密検査 32,400円

 当院での妊娠中期の胎児の精密検査は、胎児の全身を隈無く診ることはもとより、胎児の心臓に異常がないかを厳しく診るようにしています。

 なぜかと言うと赤ちゃんの先天異常のなかで心臓の病気がもっとも頻度が高いからです。 小さな異常のものまで含めると、出生児の約100人に1人にみられます。 このうち、出生後早期に治療が必要となるものが、出生児1000人に4人程度(250人に1人)みられます。

 心臓の部屋(心房・心室)の異常、弁の異常、心臓に出入りする血管の異常、これらの組み合わさったものなど様々です。 お腹のなかの赤ちゃんが、出生後すぐに急変するような心臓の異常が見つかった場合は、出生前に赤ちゃんの心臓の病気を管理することができる病院に、転院して妊婦健診を受けて頂く必要があります。
 出生後に急変して救急車で運ばれるような赤ちゃんを、できるだけ減らしたいと考えています。

 赤ちゃんの心臓が見えやすい妊娠22週頃に検査を行うのが最も適切です。 この時期以外でも検査は行えますが、診断が難しくなることがあります。 ただし、非常に診断の難しい疾患や出生後の変化によってできる病気もあり、診断率は100%ではないことをご了承下さい。