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子宮不育症

子宮不育症について

子宮不育症
子宮異常には、先天的な奇形、子宮筋腫などによっての変形、炎症による子宮内腔の癒着、子宮頸管無力症などたくさんあります。

子宮奇形

正常の子宮の外側は、前後にややつぶれた洋なしを逆さまにしたような形をしており、内腔は三角状になっています。

しかし、子宮の外観が左右2つに完全に分かれていたり(重複子宮)、途中から分かれていたり(双角子宮)、外観は正常でも内腔だけが左右に分かれている(中隔子宮)ことがあります。
これらを子宮奇形といい、全女性のおよそ5%にみられる病気です。
また繰り返す流産の原因の約5%が子宮奇形と言われており、重複子宮・双角子宮・中隔子宮などお母さんが合併している場合、初期の流産の原因となることがあります。
その中でも頻度が高い、双角子宮では子宮の底のへこみが大きいほど、中隔子宮では中隔の大きさが深いほど流産率が高くなるとされています。子宮卵管造影・子宮鏡などの検査で診断され、子宮形成手術で治すことで流産率は改善します。

子宮筋腫

子宮筋腫は、子宮の筋肉の中にできた「筋腫の芽」が女性ホルモンの影響で大きくなった良性の腫瘍で、ガンではありません。

20代~50代の女性の4人に1人に筋腫があると言われており、自覚症状が少ない人もいますが、良性疾患であるからと、子宮筋腫を軽視するのは危険です。筋腫ができる場所や大きさによって、つらい症状があったり、不妊や流産の原因になることもあります。

子宮頚管無力症

子宮頚管無力症にかかってしまうと、下腹部痛や性器出血の自覚症状がない状態で、子宮口が開いてしまいます。
その状態のままにしておくと、100%流産か早産になってしまいます。
子宮頚管無力症は、妊娠中期(妊娠16週~妊娠27週)に起きやすく、最も発症しやすい時期としては、妊娠20週前後です。

また、セックスはできませんので気をつけましょう。
基本的には、内診や超音波検査で発見されることが多いですが、初産の場合は診断が難しいケースもあります。よって初産の場合、発症前に診断できるとは限らないため、もし過去に流産・早産の経験がある場合は、原因の一つとしてこの病気を疑い、慎重に経過を観察します。

子宮腔癒着症など

子宮内膜の前壁と後壁が癒着し、内膜の表面積が少なくなる症状で、人工妊娠中絶や帝王切開など、子宮の手術が原因で起こります。